「姫さま、ただいま戻りましたっ!!」

「なかなかやってこないから、すっかり首が長くなってしまったわ」

「ええ・・?ええーっ!?」

「落ち着きなさい、ミア。ものの例えよ」

「そうなんですか・・・よかったですー」

「それはそうと、地球での暮らしはどうなの?達哉達は元気かしら?」

「そ、それが・・・」





「ま・・麻衣〜お茶くれるかな〜」

「わわっ!?ど、どうしたのお兄ちゃんその声・・・風邪?」

「あー喉が痛くて・・・のどちんこまでまっ赤っかだよ」

『のど・・ちんこ?』


・・・・

・・・・・・・・


「達哉くん、菜月ちゃんとは連絡取り合ってるの?」

「昨日も結構長電話してたよね〜」

「そうか?まあそういう仲だしな」

『・・なかだし?』


・・・・

・・・・・・・・


「こんばんは〜」

「いらっしゃーいっ!ようこそトラットリア左門へ!!」

「仁さん、大げさだよ・・あれっ、このお菓子は何?」

「そうそう今日はおやっさんがパチンコで大当たりしたからね、思いっきり食べてくれたまえ」

『ぱ・・ちんこ?』


・・・・

・・・・・・・・


「あーやっちゃった・・・お兄ちゃ〜ん、そこのティッシュ取って」

「大丈夫か、麻衣?」

「ありがと、お兄ちゃん。さすがカテリナ製紙のティッシュは白さが違うよね」

『せいし・・ティッシュ・・白・・?』


・・・・

・・・・・・・・


「達哉くん、ここに置いておいたDVD知らないかしら?」

「お姉ちゃん、ごめ〜ん。玄関に移しちゃった」

「何借りたの・・・ああ、「SEX and the City」か」

『・・せっくす?』


・・・・

・・・・・・・・


「たちゅやく〜ん、まいにゃ〜ん、いまかえりましたにょ〜」

「お、お姉ちゃん!?」

「こりゃまたたくさん飲んだなあ・・今日もカレンさんと?」

「もう、ぶっちゃけえカレンなんて・・かたすぎるのよにぇ〜」

『ぶっかけ・・?』


・・・・

・・・・・・・・


「ミアちゃん、ここがハンバーガーショップよ」

「わああ〜初めて見ました・・なんだかとっても賑やかそうです」

「さ、早く何か頼もうよ」

「ええと・・・何を頼めばいいのでしょうか麻衣さん」

「んーこの限定アイスチキンバーガーとかどうかな?」

「お客様、ドリンクのサイズはS・M・Lとございますが、どれになさいますか?」

『えす・・えむ・・?』


・・・・

・・・・・・・・


「ねえねえ、翠のお父さんこの前自動車事故しちゃったんだって」

「そうなのか?にしてもなんで事故なんて」

「ドライブとバックギアを間違っちゃって、がんがんぶつけちゃったんだって」

『ばっく・・がんがん・・?』


・・・・

・・・・・・・・


「ミアちゃん〜テレビ付けてくれるかしら?」

「はーい、さやかさん」ぽちっ。

「”最近では抗争が激化し、相手を奈落の底へ突き落とす、いわゆる穴ルールが頻繁に・・”」

「穴ルールって、いやな時代になったわね」

『あなる・・る?』














「わ・・・私はあんないやらしい星で生きていく自信がありませんっ!!」

「・・・ミア?」



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